転換のプロを目指して

合気道の勉強

始めてすぐのころ、いや正直に言えば今でも全然苦労していることのひとつ、転換。

転換は合気道の基本中の基本のひとつなので、練習も特に多いです。転換を制する者は合気道を制す

とはいえ日常生活で俊敏に半回転することなんてそう無いので、最初はなにこの動き!?と翻弄されました。バランスは崩すし、回った後のポーズもかっこよくできないし、フラつくし、繰り返すと目も回るし。逆に言えばこんな簡単(に見える)動作も自在にできないのか人間は…と思ったりも。
でもこれも意識と繰り返し練習でなんとかしていきましょう。なんとかなります。と信じます

基本的な転換の動き

転換は、前に出している足を軸にして身体を180℃回転させる足さばき

右半身の場合は右足を軸にして、左側に体を回し、その動きに合わせて左足を後方にサッと引きます。
片手取の場合↓

まず力を抜いて腕を掴まれていることを忘れるくらいの意識)相手の左足の真横に自分の右足で踏み込む。

力は抜いたまま、自分の右肘を相手の腕の上に乗せるようなイメージで腰を左に回転させる。
踏み込んだ右足の裏と、腰に自分の重みを乗せる感じでやると、腕の力も抜けやすい気がします。

体を半回転させて相手と同じ向きを向く、それと同時に左足をサッと後ろに引く。
目線を下げず、姿勢良くぴたりと止まる

足裏に力を入れて、腰で回る

前に出した足を軸にして回りますが、足だけで回る意識ではなく、腰を使って回る意識が良いです。

足だけで回ろうとするとフラつくので、まず足の裏にしっかり力を入れ腰を回転させて回る!というイメージ。私の場合は下半身を重くするイメージを持ってやるとフラつきが少なくなりました。

腰でしっかり回って、その動きに後ろ足がついてくるイメージで練習を繰り返すと、上手くいってくると思います。

目線を下げない

どんなさばきや技をするときでも意識したいことですが、体の部分部分の動きに集中するあまり視線を下げてしまったりすると良くない。

顔を上げてちゃんと前を見る。そうしないと姿勢も悪くなりますし姿勢が悪いと何をするにも上手く動けません。

今でこそ少し相手の全体を見るということに意識を向けられるようになりましたが、初めの頃は本当に、自分の足元か手しか見られていなかった気がします(笑)

身体の軸をしっかり意識する

これも合気道をやっている時は常に意識したいことですが、身体の中心に一本芯が通っているイメージが大事です。
実際に体感するとビックリしますが、本当に意識するだけで随分動きって変わります。人間って本当に単純。

意識すべきことがたくさんあって、最初は本当に全部いっぺんに考えながらやるのは難しいです。
なので、一つ一つのことを順番に、徐々に体で覚えていくしかありません。
初めのうちはもどかしかったりもしますが、それでも繰り返していくうちになんとかなっていきますから、諦めずに頑張っていきましょう。

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