稽古のときの忘れたくない意識2

稽古のときに大事なのは、常に「意識する」ことだと思ってます。
始めてしばらくは、当然のように技の技術や体の使い方が上手くなくて、楽しくない焦る時期もありました。


技は続けていくうちに絶対に覚えて慣れていきますから、初めのうちは「今日はこれを意識しよう」と一つでも決めて稽古に臨むのが大事だないうのが私の実感です。


例えば「今日はとにかく力を抜くことを意識しよう」「今日は下半身に力を入れてフラつかないことを意識しよう」とか、少しずつ一つずつ意識的にやっていくうちに、それが体に染みついて普通のことになっていきます!

意識したいことひとつめはこちら↓で書いたんですが、まだもう少しあるので追加していきます。

稽古のときの忘れたくない意識
稽古を受けるときの心構えを書きたいと思います。心構えと言っても、精神を統一し集中力を極限まで高め……とかそういう高度なところまでいけていないので(いける日は来るのか)身体をこういう状態にしていたい、という私個人の意識の話です。とにかく力を抜...

とにかく足を動かす

私は身長が低いのもあって、足も腕も短いです(哀しい)

なので身長の高い相手、力の強い相手に受けを取ってもらうとき、私がチマチマ腕だけで技をかけようとしても何も効果がありません。力も無いし。

自分の軸をしっかりさせつつ相手にきちんと技をかけるには、とにかく足を大きく動かして移動範囲を大きくするのが効果的です。

入り身ならしっかりと相手の後ろまで回ること。初めのころは動いているつもりでも全然動きが小さかったので、そう言われてからは1.5倍くらい移動範囲を広げる意識でやりました。

また足をしっかり動かすことで、腕の力だけじゃない、体全体の力が相手に向かうようになります。

とにかく腕の力で押そうとしないで、体の力を使う意識が大事です。

動きを大きくする

足を動かすと似たようなことではありますが、腕の動きも大きくすると効果的でした。

これは私の腕が短いせいもあるかもしれませんが、とにかくチマチマ動いていては駄目です!

腕も体全体ものびやかに、ある意味ゆったりと余裕を持って動けるようになると良いんだろうなと思います。Youtubeで公開されている色々な先生の演舞の動画なんかがありますが、動きがやっぱりしなやかで美しいですね。

そういった動画をよく見て、何をしているのか初めは分からないながらも(笑)、理想の動きのイメージを持っておくと、自分が今どう動いているか?どう動きたいか?ということを意識できるようになっていきます。

今はネットで色々な先生方の技が見られるようになって、本当に習い事をするのに良い時代です……。本ももちろん読みますが、目で見て理解できるのは本当に有難いです。

相手からあまり離れない

どんな技でも、相手から離れすぎているとかけられなくなります。

慣れていないと他人と距離が近いことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、初めは「こんなに!?」と思うくらい体を近くする方が技がかけやすいと思います。(受けが上手な方だと、受けの方から近付いてきてくれたりします……)(申し訳ない……)

技が上手くいってないな?と思ったとき、もう半歩相手に近付いてみる意識を持っていると、良くなるかもしれません。

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